osu!catch ranking criteria

注意：この記事は一般的なランキング基準の拡張版です。

このosu!catchランキング基準は、osu!catchの譜面がランキング手続きを進行するために従わなければならないルールとガイドラインを示しています。

全体的なルール、ガイドライン (Overall)

全てのosu!catch譜面には全体的なルールとガイドラインがあります。リズムに関するルールとガイドラインは4/4拍子でBPM 180程度の曲に基づいています。曲が大幅に速い、または遅い場合は、Ranking CriteriaにおけるBPMのスケーリングで詳細に説明されているように、いくつかの変数が異なる場合があります。

一般 (General)

ルール (Rules)

• 理論上SS可能でなければなりません。 つまり、譜面に現れる全てのフルーツ、ドロップ、ドロップレットを必ずキャッチできなければなりません。
• 各ビートマップは、デフォルトスキンを強制しない場合、コンボカラーを少なくとも異なる2色以上使用する必要があります。 コンボカラーはどのような場合でも、譜面の背景、ストーリーボード、ビデオと混ざってはいけません。これはオブジェクトを簡単にプレイヤーから視認できるようにし、カスタムスキンのコンボカラーが誤って背景と混ざらないようにするためです。
• hitnormalの付いていないキーサウンドを使用してはいけません。 サウンドが曲と完全に調和していると、打時のフィードバックが聞き取りにくいためです。
• もし、各難易度のdrain timeが…

  • …2分30秒を下回る場合、 最低難易度はSaladより難しくできません。
  • …2分30秒から3分15秒の間の場合、 最低難易度はPlatterより難しくできません。
  • …3分15秒から4分の間の場合、 最低難易度はRainより難しくできません。
  • 上記の閾値を満たすためにdrain timeとbreak timeを組み合わせることができます。 最高難易度の場合は、break timeは最大30秒に制限されます。drain timeが30秒以内の譜面は適用されません。

ガイドライン (Guidelines)

• 全てのサークルとスライダーは曲の特徴的な音に合わせてください。 通常は明瞭な音ですが、始まりと終わりの区別がつかない連続音を表すこともあります。
• Extendedスライダーテールは曲の拍子にスナップするようにしてください。 曲がストレートビートを使用している場合は1/4、1/8、1/16を、スウィングビートならば1/6、1/12を使用してください。もしその曲に、推奨されたスナップとは異なるスナップの音がある場合、実際のビートに合わせてスナップをするようにしてください。
• ハイパーダッシュやダッシュの移動先がプレイフィールドの左右の境界付近にある場合は使用しないでください。 これはキャッチャーがプレイフィールドの境界線に到達した際、動きが強制的に停止し、不快な動きが生じるためです。（左の境界線はx:16、右の境界線はx:496）
• コンボが無理な長さにならないようにしてください。 捕らえたフルーツは皿の上に積み重なり、プレイヤーの視界を妨げる可能性があるためです。スライダーテール、リピート、スピナーのバナナもフルーツとしてカウントされることに注意してください。このような事態を避けるために、新しいコンボは定期的に配置しましょう。
• マップにバラエティを持たせ、スコアに変動を出すために各難易度に少なくとも一つのスピナーを入れるようにしてください。 しかし、スピナーが曲のどこにも合わないのであれば、無理にスピナーを入れる必要はありません。
• ODはARと同じ値にしてください。 ODはゲームプレイやスピナーのフルーツの数に影響しないので、これは単なる標準化された値です。ODは譜面の最高得点のみに影響します。

  • ある難易度が、それより下の難易度よりも低いARを使用している場合、ODは、その難易度より下の難易度で最も高いODの値と同じ値にしてください。
• スライダーの目盛は、曲に合わせて設定してください。 例えば、1/3スナップしか使わない曲の場合、スライダーの目盛を2や4にして使用するのは適切ではありません。
• どの難易度でも同じスライダーの目盛を使用してください。 これはマッピング設定ではなく音楽の特性だからです。しかし、低い難易度では、曲のリズムに従うことを条件に、新しいプレーヤーにとって必要な精度を下げる目的のため、低いスライダーの目盛を使用することができます。純粋にスコア、コンボ、難易度を上げるために高いスライダーの目盛を使うのは意味がありません。
• 明度50以下のコンボカラーは避けてください。 暗い色は、暗い背景の譜面のフルーツの視認性に影響があるためです。
• 気合いタイムを使用する場合は明度220以上のコンボカラーは避けてください。 明るい色は気合いタイム中に明るいパルスを発生させ、目に不快感を与えるためです。

スキン

ルール (Rules)

• カスタムキャッチャーはv2スキンフォーマットに含まれる必要があります。 これはすべてのスキンで正しく表示ができるようにするためです。必要なファイルは fruit-catcher-idle.png、fruit-catcher-kiai.png、fruit-catcher-fail.png です。
• カスタムオブジェクトはすべての必要な要素を含み、グレーの色調で着色されている必要があります。 これは画像がはっきりと表示され、許容できる品質にするためです。必要な要素はSkinning/osu!catchで見つけることができます。さらに、オーバーレイには透明な要素を使用することを推奨します。
• スキン要素は、デフォルトスキンの対応要素と同じサイズである必要があります。 これは適切にヒットボックスを表現し、ゲームプレイが変更されないようにするためです。デフォルトスキンで使用されている現在の寸法は、フルーツには128x128、ドロップには82x103、キャッチャーには306x320です。

ガイドライン (Guidelines)

• カスタムキャッチャーは、スキンセットを完成させるためにlighting.png要素を追加することが推奨されます。 追加は任意であり、デフォルトの寸法は184x184ですが、要素の目的の可視性に応じて異なる場合があります。

難易度別 (Difficulty-specific)

難易度別のルールとガイドラインは、それぞれの難易度レベルにのみ適用されます。したがって、それらはすべてのosu!catch難易度に適用されるわけではありません。 リズムに関連するルールとガイドラインはBPM 180程度の曲に基づいています。曲が大幅に速い、または遅い場合は、Ranking CriteriaにおけるBPMのスケーリングで詳細に説明されているように、いくつかの変数が異なる場合があります。

難易度の名前 (Difficulty names)

メイン記事： 難易度名

• Cup
• Salad
• Platter
• Rain
• Overdose

スナップ基準表 (Snapping reference table)

Cup

ルール (Rules)

• ダッシュとハイパーダッシュは禁止されています。 これは初心者のプレイヤーが簡単なスタートを経験できるようにするためです。そのためには、ダッシュキーを使用せずにSSランクを獲得できるような難易度でなければなりません。
• サークル/スライダーとスピナーの始点と終点の間には少なくとも250 msの余裕を持たせる必要があります。 これは可読性を保証するためです。

ガイドライン (Guidelines)

• コンボは、スライダーテールとリピートを含めて8を超えないようにしてください。 スピナーは例外です。
• ノート密度は主に1/1のリズムを使用してください。 1/2や1/3のリズムは慎重に使用してください。

Difficulty設定のガイドライン (Difficulty setting guidelines)

• AR / OD は4から6の間に設定してください。
• HP は2から3の間に設定してください。
• CS は2から3の間に設定してください。

Salad

ルール (Rules)

• ハイパーダッシュは禁止されています。 これは初心者プレイヤーにとって扱いやすい難易度のステップを確保するためです。
• ダッシュを使用する場合は、二つのオブジェクトの間には少なくとも125msが必要です。
• 低スナップダッシュは連続するフルーツで二回を超えて使用してはいけません。
• 高スナップダッシュの後にはウォークが必要です。
• エッジダッシュは禁止されています。 非常に正確なタイミングが必要とされるため、初心者プレイヤーにとっては不適当です。
• サークル/スライダーとスピナーの始点と終点の間には少なくとも250 msの余裕を持たせる必要があります。 これは可読性を保証するためです。

ガイドライン (Guidelines)

• すべての距離についてウォークまたはダッシュであるかを、プレイヤーに明示ください。 ダッシュが必要なパターンを容易に認識できるようにするためです。
• 低スナップダッシュは異なるスナップの連続するフルーツとの間で、二回以上使用しないでください。 例えば、1/1のダッシュの後に1/2のダッシュを使用することは避けてください。
• 高スナップダッシュの後にはアンチフローパターンを使用しないでください。
• スピナートラップは使用しないでください。
• コンボは、スライダーテールとリピートを含めて10を超えないようにしてください。 スピナーは例外です。
• ノート密度は主に1/1と1/2のリズムを使用してください。 1/4や1/3のリズムは慎重に使用してください。

Difficulty設定のガイドライン (Difficulty setting guidelines)

• AR / OD は6から7の間に設定してください。
• HP は3から4の間に設定してください。
• CS は2.5から3.5の間に設定してください。

Platter

ルール (Rules)

• ハイパーダッシュは二つのオブジェクトの間に少なくとも125msが必要です。
• ハイパーダッシュは個々のドロップやスライダーのリピートには使用できません。 このレベルで必要な精度とコントロールとしては不合理であり、スライダーの動きを読み取ることに失敗する可能性が高いためです。
• ハイパーダッシュは異なるスナップの連続するフルーツとの間で、二回以上は使用してはいけません。 例えば、1/2のハイパーダッシュの後に1/4のハイパーダッシュを使用することです。
• 低スナップハイパーダッシュは連続するフルーツで二回を超えて使用してはいけません。
• 高スナップハイパーダッシュは他のダッシュやハイパーダッシュと組み合わせて使用してはいけません。
• ダッシュは二つのオブジェクトの間に少なくとも62msが必要です。
• 低スナップダッシュは連続するフルーツとの間で、四回を超えて使用してはいけません。
• 高スナップダッシュは連続するフルーツとの間で、ニ回まで使用できますが、その間に方向の変更がない場合に限ります。
• エッジダッシュは禁止されています。 非常に正確なタイミングが必要とされるため、初心者プレイヤーにとっては不適当です。
• サークル/スライダーとスピナーの始点の間には少なくとも125 msの余裕を持たせる必要があります。 これは可読性を保証するためです。
• サークル/スライダーとスピナーの終点の間には少なくとも250 msの余裕を持たせる必要があります。 これは可読性を保証するためです。

ガイドライン (Guidelines)

• 強いハイパーダッシュは使用しないでください。 低スナップダッシュの場合はトリガー距離の1.5倍以下、高スナップハイパーダッシュの場合はトリガー距離の1.3倍以下が推奨されます。
• 低スナップハイパーダッシュはアンチフローパターンと組み合わせて使用することができます。 もし使う場合、ハイパーダッシュの距離はウォークが続く場合ならトリガー距離の1.2倍以下、低スナップダッシュが続く場合はトリガー距離の1.1倍以下が推奨されます。
• 高スナップハイパーダッシュの後にはアンチフローを続けるべきではありません。 もし使う場合、距離はトリガー距離の1.1倍以下にしてください。
• スピナートラップは使用しないでください。
• コンボは、スライダーテールとリピートを含めて12を超えないようにしてください。 スピナーは例外です。
• ノート密度は主に1/2と1/3のリズムを使用してください。 1/4や1/6のリズムは慎重に使用してください。

Difficulty設定のガイドライン (Difficulty setting guidelines)

• AR / OD は7から8.2の間に設定してください。
• HP は4から5の間に設定してください。
• CS は3から4の間に設定してください。

Rain

ルール (Rules)

• ハイパーダッシュとダッシュを使用する場合は、二つのオブジェクトの間に少なくとも62msが必要です。
• 低スナップハイパーダッシュは連続するフルーツで四回を超えて使用してはいけません。
• 低スナップハイパーダッシュはスライダーの中でニ回を超えて使用してはいけません。 スライダーの動きを単純で簡単にするためです。
• 高スナップハイパーダッシュは、高スナップダッシュや他のハイパーダッシュと併用してはいけません。
• 高スナップハイパーダッシュはスライダーの中で使用してはいけません。
• サークル/スライダーとスピナーの始点と終点の間には少なくとも125 msの余裕を持たせる必要があります。 これは可読性を保証するためです。

ガイドライン (Guidelines)

• ハイパーダッシュはドロップとスライダーのリピートには使用ししないでください。
• 異なるスナップが使用されている場合は、低スナップハイパーダッシュを連続して使用しないでください。 例えば、1/1のハイパーダッシュの後に1/2のハイパーダッシュが続く場合です。
• 高スナップハイパーダッシュの後に250ms以下のアンチフローダッシュを使用しないでください。
• エッジダッシュは単体でのみ使用できます。 他のダッシュとハイパーダッシュを組み合わせないでください。
• スピナートラップは使用しないでください。
• コンボは、スライダーテールとリピートを含めて16を超えないようにしてください。 スピナーは例外です。
• ノート密度は主に1/2と1/4か1/3と1/6を使用してください。 1/8以上のリズムは慎重に使用してください。

Difficulty設定のガイドライン (Difficulty setting guidelines)

• AR / OD は7から9の間に設定してください。
• HP は5から6の間に設定してください。
• CS は3から5の間に設定してください。

Overdose

ルール (Rules)

• サークル/スライダーとスピナーの始点の間には少なくとも62 msの余裕を持たせる必要があります。 これは可読性を保証するためです。
• サークル/スライダーとスピナーの終点の間には少なくとも125 msの余裕を持たせる必要があります。 これは可読性を保証するためです。

ガイドライン (Guidelines)

• ハイパーダッシュはスライダーの動きが分かりやすい場合のみ、ドロップとスライダーリピートで使用してください。 これは、スライダーの動きが無秩序になったり不当に難しくなったりすることを防ぐためであり、ハイパーダッシュで複雑な形のスライダーに出入りすることは通常、プレーを不快にさせ、精度に大きなペナルティを与える割には、メリットが少ないためです。
• 連続するオブジェクトペアには、1/8以上のハイパーダッシュを使用しないでください。
• エッジダッシュは最大で三つの連続したオブジェクトに使用できますが、ハイパーダッシュの後には使用しないでください。
• コンボは、スライダーテールとリピートを含めて16を超えてはいけません。 スピナーは例外です。
• ノート密度は主に1/2と1/4か1/3と1/6のリズムを使用してください。 1/8以上のリズムは慎重に使用してください。

Difficulty設定のガイドライン (Difficulty setting guidelines)

• AR / OD は8から10の間に設定してください。
• HP は6から7の間に設定してください。
• CS は3から6の間に設定してください。